本文へスキップ

ダイビングのスキル練習詳細

ダイビングのスキル練習詳細

ダイビングのスキル練習詳細


 ダイビングライセンス取得 ⇒ ダイビングライセンス取得・初心者コースの講習内容


貴方が安全に楽しく潜ることができるダイバーになるお手伝いをします。
スタードルフィンズにお任せ下さい!
PADIオープンウォーターダイバー
プール&海洋ダイビングスキル練習
安全にダイビングを楽しむために、そしてダイビングが上手になるためには、ダイバーになる最初のプールでのダイビングスキル練習が最も重要です。プールダイビングの時間をたっぷりとることによりストレスを少なくし、確実に練習の成果をあげることができます。
プールダイビングは日本でもトップクラスの白崎海洋公園の25mダイビング専用温水プールで実施します。
何一つ省くことのない講習をお約束します。
PADIコース開催についてPADIより「カスタマーズファースト賞」を受賞しました。
手前味噌ですが、「ドルフィンズでダイバーになった人は皆ダイビングがうまい!」と、まわりから、おほめの言葉をいただいております。
プールでしっかりダイビングスキル練習しておけば、海洋ダイビングは思いっきり楽しめます。プールで習ったことを海で試してみるダイビングです。 どんどん遊んでください!
 
PADIオープンウォータダイバー
プールダイビングスキル練習1

●スクーバ器材の装着と調節ができる スキル1

マスク、フィン、スノーケル、圧縮空気の入ったタンク、レギュレーター、そしてBCD。これらはすべて、ダイビングをするのに必要なものだ。ダイバーは、このスクーバ器材をバディの助けを借りて装着し調節できるようにならなければならない。ウェットスーツとブーツを身につけたら、まずウエイト・ベルトを装着する。ウエイト・ベルトは、素早く右手で外せるようになっていなくてはいけない。通常スクーバ・ユニットは重いので、前屈みになってタンクを背中にのせるようにしてバディの手を借りながら楽に装着するとよい。フィンを装着するときも、バディに支えてもらうと簡単だ。スクーバ・ユニットやウエイトが体に合っていないと、水中で快適に動けない。BCDのストラップやタンクの位置、ウエイトのバランスなどは、自分の体にあわせてきちんと調節しておく必要がある。またホース類はBCDに留める。ぶらぶらするホース類は器材自体を傷めるだけでなく、サンゴなどの生きものまで傷つけてしまうのだ。なお、マスクには市販のくもり止めを塗っておくとよい。初めての装着は、プールの中で行うこともある。

ダイビングスキル

●水面で、BCDを自由に使う スキル2

いよいよプールにエントリー。身につけている器材が、途端に軽く感じるのに驚くことだろう。ウェットスーツにじわじわと水が入り込むと、気持ちまでひきしまってくる。今、ベストのように着ているBCDは、空気がはいってふくらんだ状態のときに、いわば浮き輪の役目をする。これがあれば、足が届かない深さの海でも立ち泳ぎをしないですむのだ。さっそくパワー・インフレーターを少しづつ押して空気を入れ、BCDをふくらませたり、逆に空気を抜いてしぼませたりしてみる。体の浮力が変化する感覚がわかるだろうか。

ダイビングスキル
●水中でレギュレーターから自然に呼吸できる スキル3

水の中でレギュレーターをくわえ、ゆっくりと吸ってみる。空気が口にどんどん流れてくる。今まさにダイバーになった、そんな気がしてくる忘れ難い瞬間だ。自然に呼吸をしてみよう。

ダイビングスキル

●水中でレギュレーターに水が入っても出せる スキル4

レギュレーターから呼吸をすることに慣れたあとにレギュレーターをくわえなおす練習をする。ダイビング中にもし空気が足りなくなった場合は、バディのレギュレーターから空気をもらわなくてはいけない。そんなときのために、ダイバーはレギュレーターを自在に扱えなくてはいけないのだ。口から離したレギュレーターには、必ず水がはいってしまう。入った水を出すのは簡単です。レギュレーターにプッと息を吐くか、パージ・ボタンを押す。この動作をレギュレーター・クリアという。

●水中の浅い場所でレギュレーターが探せる スキル5

自分の腕を使ってレギュレーターを探し出すことを、レギュレーター・リカバリーという。体の側面に沿って手を伸ばした状態で回すことでホースを手に引っ掛けるアーム・スイープ法と、首の後ろに手を回しタンクから探すリーチ法の2つを練習する。レギュレーターのリカバリーとクリアは、あわせてしっかり身につけよう。またレギュレーターをくわえていない口からは、必ず息を吐き出し続けなくてはならない。何度も繰り返していくうちに、すぐに「あたりまえのこと」になるだろう。 ダイビングスキル

スクーバ器材の組立てと取り外しはプールダイブ終了までに最低5回は練習する! スキル6

ダイビングをするときに必ずしなければならないことのひとつが、器材の組立てと取り外しだ。タンクにBCDとレギュレーターを取り付け、残圧計やレギュレーターがきちんと機能するかを確認するといった器材の組立てと、その取り外しの練習を、プールダイブ修了までにそれぞれ最低でも5回は行う。最初はインストラクターやスタッフの助けを借りてもかまわない。練習を重ねればだんだんと慣れるものだ。しかしプールダイブのおわりには、バディ同士が協力しながらも、極力自分の力でできるようになるべきだ。というのも、ここでしっかり練習しておくことで、海洋実習での器材の扱いが格段にスムーズになるのだ。また、取り外した器材は真水で洗浄するなど、適切な手入れが必要だ。その方法についても、プールダイブで練習する。

ダイビングスキル

●水中の浅い場所で少し入ったマスクの水を出せる スキル7

ダイビングをしているとマスクがくもることがある。くもりは取りのぞいた方が快適だ。マスクのくもりを取ることは、さほど難しいことではない。下半分に水を入れたマスクで練習してみよう。マスクを額に押し当てたまま、下から上を見上げながら鼻から息をハミングするようにフーンと出せば水は出る。この動作をマスク・クリアという。ダイビングを楽しむためによく使う技術だ。マスク・クリアにレギュレーター・クリア。「クリア」という言葉が出てきたが、簡単に言うと「(中に入った)水を出すこと」です。

ダイビングスキル

●深度の変化にあわせて耳抜きをしながら水中を泳げる スキル8

プールの浅いところから深いところへ移動しよう。通常、急に1mも潜ると耳の奥がツンと痛くなるものだ。エレベーターで50階まで上がる時、耳がぼわっと変な感じになることがある。そんな時、唾液を飲み込むともとに戻るのと同じように、水中では耳抜きをする。水中では、耳に不快感を感じる前に耳抜きをするのがポイントだ。耳管など、体内空間には個人差があるうえ、風邪気味だとか鼻が詰まっているといった体調によっても、水圧の影響は異なってくる。焦らずにゆっくりと潜りながら、自分のペースでコツをつかみたい ダイビングスキル

●水中でハンド・シグナルでコミュニケーションできる スキル10 

安全にダイビングをするためにはバディの存在が不可欠だ。そのバディとコミュニケーションをとるために、音が伝わりにくい水中ではハンド・シグナルを使う。「潜降」や「OK」のサインはすでに見慣れたことだろう。ハンド・シグナルなら、伝えたいことは一目瞭然なのだ。

ダイビングスキル

●残圧計の目盛りを読み残圧が十分か少ないかをハンド・シグナルで伝えられる スキル11

そろそろ周りを見渡す心の余裕が出てきただろうか。そういえば、もうどのくらい潜ったのだろう、と思うと急に気になるのが、あとどのくらい空気は残っているかということ。そこで、残圧計を使ってタンクのエア(空気)残量の見方を練習する。 もしエアが足りない場合は、空気をもらうためにインストラクターやバディの注意をひいて、緊急事態であることを知らせなくてはならない。もちろん、水中でのコミュニケーションはハンド・シグナル。「空気がない」「空気をくれ」は、できれば使いたくないハンド・シグナルだが、もしもの時にそなえて繰り返し練習しよう。水中にいる間は、こまめに残圧計をチェックする習慣が必要だ。

ダイビングスキル

●別のダイバーのレギュレーターから30秒間呼吸ができる スキル12

エア切れになった場合は、バディの持っているもうひとつのレギュレーターから空気をもらうだけでよい。「空気をくれ」のサインで差し出されたバディのレギュレーターを確実にくわえよう。すでに練習したレギュレーター・クリアのスキルも再び試されることになる。ここでは、バディのレギュレーターから30秒以上呼吸するのだが、これは9mの浮上に必要な時間に相当する。

●正しく浮上ができる スキル13

水中を自由に動くのは楽しい。しかし残念なことに、人間は魚のようにいつまでも水の中にはいられない。潜ったからには、浮上しなくてはいけないのだ。 すべての練習が終わったら、バディといっしょに、ゆっくりと浮上しよう。片手を上に伸ばしながら浮上するのは、頭上の障害物を避けるためだ。水面に出ても、マスクやレギュレーターを外してはいけない。BCDに空気を入れて、立ち泳ぎをしなくとも浮けるようにすることを習慣づけよう。水からあがることをエキジットという。そのあと器材を取り外したり、手入れをするにも手順がある。最初はもちろん慣れないことだが、これから何度も繰り返していくうちに、すぐに「あたりまえのこと」になるだろう

ダイビングスキル
 
PADIオープンウォーターダイバー
プールダイビングスキル練習2
●器材の安全確認 スキル14

器材を装着したら、エントリーする前にかならず、バディ同士でお互いの器材のチェックをしなくてはならない。これをプレダイブ・セーフティ・チェックという。BCDは?ウェイトは?リリース類は?空気は?全部OK?このように自分の器材を自分で確認した後にバディの目で確認してもらうことには重要な意味がある。バルブの開け忘れなどを発見し、事故を未然に防ぐことにつながる。ダイビングはひとりではできないのだ。

ダイビングスキル

●深場からのエントリーが適切にできる スキル15

器材のチェックが終わったら、お互いにエントリーの準備ができたということだ。実際に海でダイビングをする場合、浅瀬のビーチを沖に向って歩きながらエントリーすることもあれば、ボートからエントリーすることもある。時には防波堤や橋の上からだってある。だから、どんな場合でも安全にそして簡単にエントリーするため、いくつかの方法を使い分けられるようにならなくてはいけない。くれぐれもバディやほかのダイバーにぶつからないよう気をつけることも大切だ。エントリーしたら、まず立ち泳ぎをしなくても浮いていられるよう浮力を確保しよう。

ダイビングスキル

●スノーケル・クリアとスノーケルでの呼吸ができる スキル16

ここで、潜る前にスノーケルについて確認しよう。「スノーケル?だってスクーバ・ダイビングでしょう?」と思うかもしれない。しかしスノーケルは、意外に出番が多いのだ。 たとえば、ボートからポイントまでを泳いでいくとき。レギュレーターではなくスノーケルを使えば、その分だけタンクの空気は減らないという利点がある。 海面では、波をかぶってスノーケルの中に水が入ることがある。そんなときは、プッと息を吐き、中に入っている水を出さなくてはならない。これがスノーケル・クリアだ。スノーケルを使って呼吸できることはもちろん、このスノーケル・クリアはとてもよく使うことなのでしっかり身につけたい。

ダイビングスキル

●顔を水につけたままスノーケルとレギュレーターの交換ができる スキル17

スノーケルで呼吸をしながらポイントに泳ぎついて、いざ潜降というときは、スノーケルをレギュレーターに交換しなくてはならない。また逆に、海から浮上したら、レギュレーターをスノーケルに交換することもある。 そのために、スノーケルとレギュレーターを交互にくわえなおす練習をする。このとき水に顔をつけたまま練習する理由は、海で波をかぶった場合でも、あわてずにスノーケルとレギュレーターを交換することができるようにするためだ。また同時に、スノーケル・クリアやレギュレーター・クリアも練習することができる。

●スノーケルを使って水面を50m以上泳ぐことができる スキル18

スノーケルを使って水面で呼吸することは結果的にエアの節約になるため、ダイバーはスノーケルを使って水面を泳ぐことができなくてはいけない。フィンや姿勢に気をつけて、効率よく水面を進むような泳ぎ方を練習しよう。

●5つのポイントをおさえた潜降ができる スキル19

潜降には5つのポイントがある。安全にダイビングを開始するにあたって、いくつかのポイントを、バディと一緒に確認しながら潜り始めるのだ。 まず、バディにハンド・シグナルで潜る準備ができたことを合図したら(ポイント1)、潜り始めるポイントの位置、方向を互いに確認する(ポイント2)。これで、浮上したときに自分がどこにいるのか見当がつく。次にスノーケルをレギュレーターに交換してバディも交換したか確認する(ポイント3)。ダイビング開始時間を確認する(ポイント4)。実際のダイビングでは、潜っていられる限界時間があるので忘れてはいけない。そして潜降。BCDの空気を抜いて息をはくと、ゆっくり体が沈んでいく(ポイント5)。その感覚にひたりたいところだが、早めの耳抜きを忘れずに、バランスにも気を配って、水底を見ながらプールの底へ!

ダイビングスキル

●水中でマスクを外して元通りにつけ直し、マスク・クリアができる スキル20

ダイバーが海の中をはっきりと見るために必要なマスク。そんな大切なマスクを、外してまた装着するという練習が、プールの底で待っている。 たとえば、水中でマスクに水が入り不快に感じたり、マスクのストラップがねじれて気になるときなどは、マスクを外してつけなおせば快適になる。もちろん、外したマスクの中には水が入るので、再びマスクをつけるときは、マスク・クリアもしなくてはならない。ダイバーは、水中でもマスクの脱着がスムーズにできなくてはいけないのだ。

ダイビングスキル

●水中でマスクを外して1分間以上呼吸できる スキル21

・水中でマスクが顔から外れているということは、目や鼻が水にさらされているということだ。マスクをつけ直すときだけでなく、例えばマスクを落としてしまったときのことを考えてみよう。バディがそばにいれば問題はないが、ダイバーは、そんな状態でも呼吸し、泳げるようになっておく必要がある。 
・ではなぜ1分間、呼吸できなければいけないのか。例えば落としたマスクがすぐに見つかりそうにない場合は、ダイビングを中止して浮上しなければならない。これはマスクなしの状態で、水面まで呼吸を続けることを意味する。通常、18mの深さから水面まで到達するためのスピードは、およそ1分間とされる。だから、このコースで経験できる最大深度が18mのため、水中でマスクを外したまま1分間以上呼吸ができなければいけないのだ。

「もしも」の場合に備え、あらかじめこの練習をしておくことで、実際に海の中でマスクをなくしてしまっても、あわてずに確実な対応ができるという自信が必要なのだ。

●パワー・インフレーターのトラブルを、ホースを外すことで対処する スキル22

水中でBCDのインフレーター・ボタンが壊れると、空気が勝手に送り込まれるため、BCDはどんどん膨らんでしまう。そんなときは、BCDとタンクをつなぐホースを外して空気の流入をただちに止めなくてはならない。もちろんそのままダイビングを続けることはできない。そんな事態を想定したこの練習では、両手で確実にホースを外さなくてはいけない。焦らずに練習しよう。

●BCDに口から空気を入れて中性浮力をとる スキル23

なかに空気を送り込むことで、水面での浮力を確保したり、水中で浮力を調節するBCD。タンクに空気が残っていないときや、パワー・インフレーターが壊れたときは、どのようにしてBCDを膨らませるのだろうか。 答えは簡単。自分の口で膨らませるのだ。 ここでは、今まで使っていたパワー・インフレーターのかわりに自分の息を吹き込み、水面でBCDを膨らませる練習をする。

●水面で、適正なウエイト量を調節できる スキル24

自分が適正なウエイト量をつけているかどうかは、BCDの空気を抜いて水面にいるときに確認することができる。レギュレーターをくわえて自然に呼吸をして、目の高さで浮けば、適正なウエイト量をつけていることになる。頭まで沈んだり、胸までしか沈まない時などは、ウエイトを増減させて目の高さになるまで調整する。

●エア切れのハンド・シグナルを出すことができる スキル25

もしタンクやレギュレーターに異常が起きても、落ち着いて行動できる。それがダイバーだ。 残圧計をこまめにチェックしていれば、エア切れという事態は避けられるもの。しかし、実際にエア切れになるとどんな感じがするのか、体感しておくことも必要だ。そして、そのとき、何をしなければならないのか。 ここではインストラクターが実際にタンクのバルブを閉めてエア切れを体感させる。レギュレーターからの呼吸に変化を感じたら、すかさずエア切れのハンド・シグナルを出す。インストラクターはシグナルを確認してすぐにバルブを開くので、そのあとは空気を普通に吸えばよい。

ダイビングスキル

●5つのポイントをおさえた浮上ができる スキル26

潜降と同様に、浮上でも5つのポイントをおさえるのが正しい方法だ。すでに前回のプールダイブで経験した浮上の仕方に、ハンド・シグナルと時間の確認が加わるほか、BCDの空気は浮上するにつれ膨張し浮力が増すために、BCDから空気を抜いて浮上する速度を調節することが加わる。つまり、自分で自分の浮力を意識しながら、調整しなくてはならないのだ。また、1分間に18mより遅い速度でゆっくり浮上することが必要だ。浮上してBCDに空気を入れるまでは、レギュレーターをくわえておくようにしよう。

●水面で、すばやくウエイトを外すことができる スキル27

面に出たら、まずしなけれなばいけないことは浮力を確保すること、つまりBCDに空気を入れることだ。しかし、たとえばタンクがエア切れでBCDに入れる空気がもう残っていないときはどうするのか。口で息を吹き込むこともできるが、その次の手段としてウエイトを素早く外すことで、浮力を確保するのだ。そのためウエイト・ベルトは素早く外せる仕組みになっており、それをクイック・リリース・システムと呼んでいる。この操作に慣れるために、水面でウエイトを外す練習をするのだ。

●ウエイトやBCDなどを外し深場から適切な方法でエキジットできる スキル28

たとえば、はしごのない小さなボートにエキジットするときは、フィンで水中をキックする力で勢いをつけてボートにあがるので、なるべく身軽でいる必要がある。器材をつけたままでは、その重さでキックの力だけでは足りない。そのため、足のつかない深さからエキジットするときは、ウェイトやBCDなど身につけている器材を水面で外すのだ。もちろん、逆にはしごのついたボートへエキジットする場合、フィンを外した方が容易ににエキジットできる。要は状況にあわせて、最も適切な方法を使うことが大切だ。

ダイビングスキル

●最低限の水慣れについて スキル29

ダイバーになるには、最低限、水に慣れていることが求められます。そのためインストラクターは、マスク、スノーケル、フィンを使った300mの水泳か、器材なしでの200mの水泳かのいずれかと、水面で浮いたままの状態を10分間維持することをお願いし、講習を開始する前のお客様の状況を確認させていただいております。

PADIオープンウォーターダイバー
プールダイビングスキル練習3
●中性浮力がとれる スキル30

誰もが最初から、水中で自由に動けるわけではない。むしろ、自分の体なのに自分の思う通りに動けなくて、歯がゆい思いをすることの方が多い。
 だが、海の中でも自分の体をコントロールできないままだとしたら、どうなるだろう。むやみに手足をばたつかせ、サンゴを折ってしまったり、海底にすむヒラメのうえに座ってしまったり…。そんな乱暴者の闖入者には、絶対なりたくない!では、環境にダメージを与えずに水中を泳ぐにはどうすればいいのか。それは、自分の体をコントロールすることだ。
 今までも、潜降や浮上のたびにBCDの空気の量を調節することで(知らず知らずのうちに)浮力をコントロールしてきた。しかしそれだけではまだ不十分だ。ダイバーは、自分の呼吸、すなわち肺の体積の変化を利用して、浮力を微調整できなくてはいけない。
 そのためにここで始めるのが、プールの底でのフィン・ピボットだ。フィン・ピボットをすることで、自分の呼吸によって肺の体積が変化し、体がゆっくりと浮いたり沈んだりする微妙な動きを体感することができる。

 うつ伏せになってBCDに空気を入れて息を吸うと、フィンを軸に体がゆっくり浮き上がる。息を吐くと体がゆっくり沈み元の位置に戻る。これを繰り返すことで、肺の体積の変化と体の位置の変化のタイミングを、しっかり体得したい。また、この状態を、その水深で「中性浮力がとれている」という。

ダイビングスキル

●中性浮力を維持しながら水中を10m以上泳ぐ スキル31

浮いたり沈んだりしないで、一定の深度を保ったままの状態を維持することを、「中性浮力を維持する」という。プールの中を、中性浮力を維持して10m以上泳げるということは、環境にダメージを与えない泳ぎ方を身につけるということだ。 コーラルフィッシュがたくさんいる美しいリーフのうえを泳いでいるつもりになろう。もちろん、ホース類はぶらぶらしないようにまとめ、流線形を保って泳ぐことも大切だ。最初は頭を低く、足を高くする姿勢から始めてみると、比較的簡単に身に付くかもしれない。

●水中で足がつったとき治すことができる スキル32

どんなトラブルでも、その対処の仕方を知っているということは、緊急事態からすでに脱している、ということだ。水の中では自分やバディの足がつることがある。そんなときでもあわてずに何をすればよいのか、判断できなくてはいけない。 足がつるのは筋肉がけいれんをおこしたからだ。もし足がつったときは、ふくらはぎの筋肉のストレッチとマッサージをやってみる。バディにやってもらってもいい。治し方を練習しよう。

ダイビングスキル

疲れているバディを引っぱることができる スキル33

足がつって動けないバディや、疲労のためもはや自力で泳げないバディがいたら、どうするか。助けられる状況のときは、ボートや岸まで連れていく。ここでは水面で動けないダイバーを、引張ったり押したりして曳行する練習をする。

ダイビングスキル

●エア切れの合図をし水中を泳ぎながらバディのレギュレーターから1分間以上の呼吸ができる スキル34

今までのプールダイブのなかで、エア切れと、バディのレギュレーターからエアをもらうことのそれぞれを経験したが、仕上げとしてそのふたつを組み合わせて、もう一度すべてを練習する。 エア切れのハンドシグナルをし、差し出されたバディのレギュレーターで呼吸ができたら、1分間以上バディとふたりで泳ぐ。これも、この1分間とは通常の浮上に必要な時間に相当するのだ。空気のありがたさが身にしみるかもしれない。

ダイビングスキル

●フリーフローしているレギュレーターから呼吸ができる スキル35

めったに起こることはないが、レギュレーターが故障すると空気が出っぱなしになることがあり、その状態をフリーフローという。ここでは、パージ・ボタンを押すことでフリーフローしているレギュレーターをシュミレーションし、そこからの空気の吸い方を練習する。

ダイビングスキル

●水中で「アー」という声を出しながら水平に9m以上泳げる スキル36

たとえば、エアがなくなり、助けてくれるバディより水面が近い場合、いったいどうするのか?器材は装着したまま、とにかく浮上するのだ。 つまり、「アー」という声を出して息を吐きながら、水平方向に9m以上泳ぐという練習は、この緊急浮上の練習なのだ。実際に水面へ向って浮上する「本番」は、海で行う。 「そんなに長いこと、息を吐き続けられるのか」と思うかもしれない。しかし、浮上するにつれ肺に残っていたわずかな空気は、水圧の変化によって膨張するので、水面にたどりつくまで息が切れることはないのだ。 論より証拠、やってみて安心してほしい。もしエアがなくなっても問題なく水面に出られる、ということがわかっていれば、余計な不安から解放され、ダイビングをもっとリラックスして楽しむことができるのだ。

ダイビングスキル
PADIオープンウォーターダイバー
プールダイビングスキル練習4、5

●マスクをはずして水中を15m以上泳ぎ、マスクを元通りつけてクリアできる スキル37

ふたたび、スクーバ・ユニットを装着してバディとともに潜降したら、マスクなしで水中を泳ぐ練習だ。もしマスクが外れてしまった場合でもあわてず、水面まで浮上するためにも、15m以上は泳げなくてはいけない。

●浮力コントロールだけで30秒間以上ホバリングできる スキル38

究極の浮力コントロール、ホバリングを練習する。ホバリングとは、水中で浮きも沈みもしないでじっとしている状態のことだ。これができると、むやみに砂を巻き上げたり、生物に触れてしまうことを避けられるだけでなく、体力の消耗を防ぐこともできるのだ。しかし、最初から上手にできる人はけして多くない。焦らず、イライラせず、リラックスして練習すればいい。呼吸の調整をするだけで、自然にできるようになるはずだ。

ダイビングスキル
●足がつかない深さの水面で助けを借りてスクーバ・ユニットとウエイトを外し、再装着できる スキル39
スクーバ・ユニットやウエイトは、エントリーしてからつけたり、エキジットの前に脱いだりすることがある。そのため、水面ではスクーバ・ユニットとウエイトの脱着ができなければならない。 ウエイトを外すときは、バランスを崩さないように気をつけよう。再びウエイトを装着するにはふたつの方法がある。体をくるっとまわして装着する方法と、ウエイトをループ状にしてから腰にまわす方法だ。

●足がつかない深さの水底で助けを借りてスクーバ・ユニットを外し、再装着できる スキル40

ホースが何かに絡まったり、スクーバ・ユニットを調整しなおしたいときのために、水中で自在にスクーバ・ユニットを脱着できるようにならなくてはいけない。 水中ではまさにベストを脱ぎ着するようにすればよい。BCDが浮いてしまわないように空気を抜いたら、レギュレーターが口から引張られて外れないよう、まず左の腕から抜く。再装着は右腕から通す。

●足がつかない深さの水底でウエイトを外し、再装着できる スキル41

水中では、器材にひっかかったウエイト・ベルトを直したり、長さを調整しなくてはいけないこともある。だからダイバーは、ウエイトを自在に外したりつけたりできるようになっておく必要がある。水面でウエイトを外すときと同じように2種類の方法を使いこなせるのが理想的だ。

PADIオープンウォーターダイバー
海洋ダイビングスキル練習1
●ラインにつかまって潜降ができる スキル1
最初の潜降は、海況や地形によっても異なるが、ほとんどの場合、ラインやアンカーロープにつかまって降りていくので、不安に感じることはない。早めの耳抜きをしながら、ゆっくり降りていこう。 ダイビングスキル

●水中ツアーを楽しみながらスキルをマスターする スキル2

最初のダイビングでは、海を自由に泳ぐ喜びこそを感じてほしい。インストラクターが誘う水中ツアーを、ただひたすらに楽しもう。この講習では、最大12mまで潜ってみる。今までに、見たことのない光景が、目の前に広がり体験したことのない感覚が実感できる。

ダイビングスキル

●正しい浮上ができる スキル3

正しい浮上方法で海からあがったら、初ダイブの感動をログブックに書き留めておく。自分でダイブプラナーを使って計画通りにダイビングできたかバディと確認してみよう。

PADIオープンウォーターダイバー
海洋ダイビングスキル練習2

●足のつりが治すて、疲れたバディも助けられる スキル4

2回目のダイビングは、水面で「いざというとき」の対処法を復習する。プールで学んだ「足がつったときの治し方」「疲れたダイバーの曳行」だ。実際に海で練習すると、プールと海がいかに違うかがわかってくる。波があれば、しぶきが顔にかかることもある。足が届かなければ体はゆらゆらするし、口の中はなんだかしょっぱい…。今度は海そのものに慣れることが必要だ。

ダイビングスキル

●スノーケルとレギュレーターを交換し、ラインにつかまって潜降ができる スキル5

水面でスノーケルとレギュレーターの交換ができるかどうか何度かためしてみる。そして5つのポイントをおさえて、ラインにつかまりながら潜降する。バランスはうまくとれているだろうか。潜降中は、中性浮力を維持できるようになるのが理想的だ。そうすれば、アクシデントに備えていつでも潜降をストップできるし、水底についてからも中性浮力の状態が保たれているからだ。

ダイビングスキル

●パワー・インフレーターを使って中性浮力をコントロールし、水を入れたマスク・クリア、レギュレーターのクリアとリカバリーができる スキル6

水底についたら、BCDに空気を少しづつ入れて中性浮力をとる。このダイブでプールでおぼえたことを実際のダイビングでどのように使うかを知る。マスク・クリアにレギュレーターのリカバリーとクリア。何度も練習した成果を見せよう。

ダイビングスキル

●静止状態でバックアップ空気源から呼吸し、そのまま浮上できる スキル7

残圧計をよく見ていれば実際おきることのない、エア切れのトラブルを想定してバディから空気をもらう練習も欠かせない。ハンド・シグナルは忘れていないだろうか。バディのレギュレーターをくわえたら、そのまま一緒に浮上する。

ダイビングスキル

●水中ツアーを楽しみながら浮力のコントロールができる スキル8

水中ツアーでは岩陰の魚を見たり、魚の群の中を泳いだりあなたの夢に一歩近づくだろう。そんなとき、中性浮力の感覚を、プールでしっかり磨いておいてよかったと思うはずだ。

ダイビングスキル

●正しく浮上したあと海面でウエイトを外せる スキル9

5つのポイントをおさえた正しい浮上方法で水面へ出る。水面では、緊急事態が発生した時に、ウエイトをすぐに外せる練習をしてからエキジットするのが最後の課題だ。 今度のログブックは、バディと一緒に書いてみる。わからないところは、インストラクターに教えてもらう。にぎやかなメッセージがうれしい。 

ダイビングスキル
PADIオープンウォーターダイバー
海洋ダイビングスキル練習3
水面でコンパスを使いながら50mの直線移動ができる スキル10

海では自分の位置を知るのにコンパスを使う。いつでも自分の位置を把握していること。それは、ダイビングを安全に楽しむうえでとても大切なことだ。迷子になって同じ場所をぐるぐる回ることがないから、時間も空気も無駄にしない。何かトラブルが起きた時も、ボートや岸にまっすぐ帰ることができるし、行きたいところに行くことができるのだ。ここでは、コンパスを使って水面を移動する方法を練習する。まっすぐ泳ぐことが、意外と難しいと思うかもしれない。プールでは練習しなかったことだ。

ダイビングスキル

●目標を見ながら自由潜降したあとBCDに息を吹き込んで中性浮力がとれる スキル11

今度の潜降は、ラインなどの目標につかまるのではなく、目標を見ながら潜降になる。2回目の講習のときより、さらに深く潜るかもしれない。耳抜きや潜降のスピードを自分でコントロールしながら潜ろう。水中ではBCDに口から空気をいれながら、中性浮力をとる。水底の砂を巻き上げないように注意しよう。

ダイビングスキル

●マスク・クリアと緊急浮上ができる スキル12

もう一度、全部水を入れたマスク・クリアをする。繰り返し練習することより上手にできるだろう。 「コントロールされた緊急スイミング・アセント」と呼ばれる緊急浮上の練習では、プールで、「アー」と言いながら9m水平に泳いだことを思い出そう。エア切れで、誰からも空気をもらえそうにないときは、すぐさま落ち着いて浮上を始めなくてはならない。「もしも」に備えてしっかり練習だ。さらにバディ・ブリージングを練習することもある。

ダイビングスキル

●水中ツアーを楽しみ、正しく浮上できる スキル13

水中ツアーはゆっくりと時間をかけて満喫したい。姿勢や浮力を意識しながらも、心はリラックスできているだろうか。インストラクターがカメラを手に、楽しいひとときを記念撮影をするかもしれない。そんなときはぴたっと水中で停止姿勢を維持したいものだ。浮上では、5つのポイントをおさえながら仕上げのつもりでやってみる。 

●水面でウエイトとスクーバ・ユニットの脱着ができる スキル15

水面でウェイトとスクーバ・ユニットの脱着をする。小さなボートでダイビングするときなどに使えるスキルだ。落ち着いておさらいしよう。

ダイビングスキル
PADIオープンウォーターダイバー
海洋ダイビングスキル練習4

●目標がなくても自由に潜降でき、ホバリング、マスクの脱着とクリア、コンパス・ナビゲーションができる スキル16

さあ、いよいよ最後の講習だ。4回目の潜降は目標のない場所で5つのポイントをおさえて潜降する。スピードや耳抜き、浮力をコントロールしながら仕上げのつもりで潜降しよう。潜降したら、ホバリングとマスクの脱着、マスク・クリア、そしてコンパス・ナビゲーションの練習だ。
ダイビングがどんなものなのか、今や身をもって知っているはずだから、落ち着いてこなすことができるだろう。練習をして、その結果実力を発揮できることは楽しいのだ。ここは最後の仕上げのつもりで、バディ同士、海の中を楽しもう。次に海に潜るときは、何をしようか…。いつのまにか、そんなことを考えているかもしれない。

 ダイビングに必要な知識と経験を身につけた今、ダイバーとして認定されるのだ。喜びと自覚の念が入り混じる。子供が大人になったことを知るときのような、そんな感じに近いかもしれない。世界中の海があなたをまっているのだ。


ダイビングスキル

人と知り合う。
いろいろな場所へ行く。
いろいろなことをやってみる。
すべて水中世界で・・・

ダイビングスキル

バナースペース

スタードルフィンズ
ダイビングスクール&ショップ